誕生木という新しい提案があることを最近になって知りました。5月は「杉」です。
なんといっても、杉はお箸にとって最高の素材とされています。南北朝の時代、吉野へ移った後醍醐天皇が、杉で作った箸を愛用したことから、爾来日本中に広まって、捨てるしかなかった端材は「吉野杉箸」として世界中で和食を支える道具となりました。
春先は花粉情報ばかりニュースになることが多い杉の木ですが、その害を抑えていくためにも、杉の箸をもっと使っていただけるようにしていきたいと思う5月です。
箸一膳から環境や未来を考える