蛍狩

今週末は、蛍を観に行く約束があります。昔ラジオで聴いた、七十二候の「腐れたる草 蛍となる」は、日本では梅雨の季節に「移された」というような紹介を思い出しました。記憶がおぼろげだったので気象協会のサイトへ行き、確かめる。ふーむ、江戸時代の人は草が水で腐って蛍になると本当に信じていたのか。熱もなく光る不思議の理由を、生まれの不思議に求めたのかもしれない。

 かたまるや散るや蛍の川の上     漱石

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